あのひととここだけのおしゃべり
気がつくと、いいトシをして、BL畑の漫画家さんが好きで。
学生時代にチョコっと同人誌を描いていたせいでしょうか
さすがにゲームは子どもと一緒にやってたファミコンで
当時クロノトリガーというRPGにハマって完徹したあげく
幼稚園のバスに間に合わず子に泣かれたというオチで卒業しました。。。
本当のBL本はさすがに引きますが
よしながふみさんや西烔子さん志村貴子さんなら読めます。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/10/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すごいメンバーの対談集で
どこを切っても、みたいな読み応えなのですが
あのハチクロの羽海野チカさんとの対談で
羽海野 「幸せって思う瞬間を繋いで息していくしかないんだよ」っていうのを『西洋骨董洋菓子店』は本当に真っ向から描いてくれたの。でも、そのくらいならどんな人間にでも出来るから。だから助けになるんですよ。
よしなが で、『大奥』は要するに「生きるって辛いよね」という所を今描いてるトコなんで(笑)。特に頑張ったから幸せになれるかっていうと、そういうわけではないんだけども、ただただ生きるって辛いって。結局、自分の頑張りとは関係なかったりする。時代劇の醍醐味ってやっぱりそこで、理不尽にお殿様が大岡裁きして助けてくれたり。理不尽に酷い目にあったり。全体的にハッピーなこともアンハッピーな事も、天から降ってくる。でも、それは今現在の日本もそんなに変わんないんじゃないのかな、って。やっぱりいまだに人間の幸不幸って天から降ってくるものであって、自分で掴みとれるものっていうのは、本当にわずかな事だけ。
それでも、いま、17歳と20歳の息子たちには
“人生は楽しいことがいっぱいある”
そう信じて生きていて欲しいと思います。
天から降ってきたこの子たちを育てさせてもらって
「我が人生に一片の悔いなし!」
そんなことを今でも毎日思えてしまう
すぐにダークサイドに引き寄せられそうになるわたしに
ものすっごい前向きにしてくれる魔法をかけてくれる
そういう奇跡が、こんなにすぐ側にあるのですから。