プライド

http://d.hatena.ne.jp/mahorobi/20091015で書いた記事の
元々記事って生活保護の激論ちゅうから
改めて読みに行ったら、はぁ〜〜〜???な話でした。


訪問介護の仕事をしていた頃に
認知症で身寄りがない生活保護を受けられているお宅に何軒か行きました。
福祉課の人がご本人のお金を預かっていて
毎週、持って来て、私たちヘルパーが確認役をしていました。
もちろん民生委員さんも訪ねてこられます。


本当に生活保護を受けるような世帯の方の生活は
古い木造のアパートに古い家電
真冬に小さなストーブだけで
コートを着てお布団にもぐり込んでいればOK。
いのちの危険がない程度の食生活
ここでは書けないようなような最底辺の生活です
福祉課の判断はその程度です。(地域差はあるかもしれませんが)


それでも、人間には自尊心があるから
自分が生活保護を受けなければならない状況であるという
認識さえ、できなくなってから
幸運にもご近所の方が気がついて
巡り巡って、やっと手に入れられたのが、そういう生活なのです。


福祉課の窓口に実際に行って見てください。
2年前、長男の奨学金の申請(母子家庭なら無利子)に行って
母子支援員という肩書きの人から理不尽なことを言われて口論になりかけて
結局、学生支援機構の普通の奨学金をもらっています。
言い返すエネルギーすらない本当に必要な人は
生活保護の手続きすら却下されて路頭に迷うのです。


働ける健康な身体があるのならわたしにください。
健康であるのなら本当に欲しいものはお金ではなく仕事ではないでしょうか。