アンダー・スタンド・メイビー

やっと気持ちが少しだけUPしてきたのでジムに通いだしました。
今まで、ほとんど寝たきりみたいな感じだったので
ヨガとか軽いマシーンだけして、あとはプールで泳いでました。
でも、初日に750mぐらい泳いだら、すごい筋肉痛に…。
無理はあかんな〜やっぱし。

アンダスタンド・メイビー〈上〉

アンダスタンド・メイビー〈上〉

アンダスタンド・メイビー〈下〉

アンダスタンド・メイビー〈下〉

主人公は父親がおらず母親との関係もうまくいかない。まだ高校生にも拘らず、「私だけの神様」が欲しくて、次々と男性と性関係を結んでしまう。


ちなみに、うちは息子2人なので、逆に女の子と興味本位のSEXしたらあかんよ!ちゃんと責任が取れるようになってからにしなさい!どうしてもっていう時は避妊しなあかんで〜!と言っているが・・・


たぶん普通の家庭の男の子って、そうだと思う。100%の避妊はないから、できちゃた婚もなくはないだろうけど、大切にしようと思ってくれる男の子はちゃんといると思う。


主人公のクラスメートにも、そんな男子が側にいたのに「私だけの神様」を求める主人公は「何をしても全肯定してくれる」本来なら親の愛情に相当する愛情を求めてしまう。


自分から、危険な方向にいってしまう主人公、周りの女の子を簡単にレイプしてしまうような最低な男子、クラス内のいじめもからみあって、主人公はとうとう家出してしまう。


後半は主人公が幼児期に性的虐待にあっていて「被害者は無意識の内に、また同じことを繰り返してしまう」為、他人と愛情関係をうまく築けない。心理学的にはそうらしいのだが、あまりにも悲惨で辛い。


最後、カメラマンの夢を持って、何度つまずこうとも、私は、また立ち上がっていくと思うと決意する彼女に希望が持てる。


島本理生さんはいつもDV経験がある女性を主人公とすることが多い。
ご主人は同じ作家の佐藤友哉氏であり、同じ相手と結婚、離婚、再婚されている。

CHICAライフ

CHICAライフ

エッセイ集の中では明るく面白いひとなんで「問題のある男とばかりつきあっている」って言ってても、実体験=小説じゃないとは思うけど〜


大丈夫なのだろうか?と思いながらw、私はこれからも島本理生さんの作品を読み続けると思う。
なぜなら、私も「問題のある男とばかりつきあっている」からである。(血縁者以外)